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Brazil

流通実績12カ国・202ロースター
価格帯(FOB/kg)4.00 - 15.43 USD
生産者数21 プロデューサー
コーヒーの種類48 ロット
スコア83.0 - 85.0
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
収穫・精製
予約受付
輸送
入庫
流通実績12カ国・202ロースター
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ブラジルという国

南米最大の経済規模を誇り、今後の経済成長が期待される新興国の代表国としてBRICSの一員に名を連ねるブラジル。特に、原油や鉄鉱石などの資源、大豆やコーヒーなどの農産物の生産、輸出が経済を支えている。2億人以上の人口を抱えるブラジルは消費市場としても巨大なポテンシャルを有している。(ビール消費量では世界3位、化粧品市場では世界4位) ブラジルを特徴づける要素のひとつが、民族や文化の多様性だ。16世紀にブラジルを植民地化したポルトガルに始まり、アフリカ人奴隷、ヨーロッパ系、アラブ系、日系移民など、多様な文化が混ざり合っている。その象徴が、毎年数十万人が参加する「地上最大のショー」ことリオのカーニバルだ。ブラジル人にとってこの祭典は単なる祭りにとどまらず、自分たちのアイデンティティを表現する場であり、異なる社会階層や人種が一緒に楽しむことで社会的包摂を促進する役割も果たしている。 また、アマゾンを中心に約170万人(全人口の1%以下)の先住民族が存在し、そのうち58%が先住民保護区に暮らしている。1988年に民主主義に基づく新憲法が制定され、先住民の土地権や固有の文化を保持する権利が恒久的に認められたことは、歴史的転換点となった。 ブラジルにおける深刻な社会問題のひとつに挙げられるのが、環境破壊である。アマゾンでは違法な森林伐採が横行し、毎年広大な森林が失われている中で、先住民族は土地の権利を守るために闘っている。そんな状況下で、持続可能な解決策として注目されているアグロフォレストリー(森林農法)により、環境保護と地域社会の発展を両立させる取り組みが進められている。 参考:『ブラジルの歴史を知るための50章』(2022)

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ブラジルのコーヒー生産

ブラジルは世界最大のコーヒー生産国であり、世界の約3分の1のコーヒーがブラジルから供給されている。アラビカ種とロブスタ種(ブラジルではコニロン種と呼ばれる)の両方が生産され、広大な国土と多様な気候条件によって、地域ごとに異なる風味や個性を持つコーヒーが見られる。 ブラジル最大のコーヒー生産地はミナスジェライス州で、特に高品質なアラビカ種の産地として知られている。セラード・ミネイロ地域は標高が高く、酸味が優れたコーヒーが生産される。一方、サントス地域では、チョコレートやナッツの風味を備えたクラシックなコーヒーが生産されている。エスピリトサント州はロブスタ種(コニロン種)の主要生産地であるが、近年ではアラビカ種のスペシャルティコーヒーも注目を集めている。サンパウロ州はブラジルコーヒーの歴史的中心地であり、特にモジアナ地域が有名で、多くのバイヤーから人気を集めている。バイーア州は新興のコーヒー生産地で、灌漑技術を駆使した栽培が行われている。乾燥した気候の中で栽培されるため、風味は非常にユニークだ。 ブラジルは安価なコーヒーという印象が強いが、スペシャルティコーヒーの生産が年々拡大しており、注目を集めている。また、大量生産モデルが中心で環境負荷が大きい一方で、サステナビリティを意識した取り組みを行う生産者も増えてきており、その動きが顕著になりつつある。