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2025/01/30

TYPICAのCEO後藤がFC今治高校で講義を行いました

2025年1月29日に、TYPICAの代表取締役CEOの後藤が愛媛県今治市にあるFC今治高校 里山校でオンライン講義を行いました。

FC今治高校は、元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が学園長を務める高校で、2024年4月に開校しました。「実学・実践の中にこそ、社会に必要な学びがある」という考えのもと、卒業資格を得るための必修単位を一般的な高校の必修単位を約7割に圧縮。ビジネスやスポーツ、音楽など幅広い領域で自分のやりたいことを実現した「エポックメーカー」を月に3回ゲスト講師として迎えるなど、特色あるカリキュラムを実践しています。

2024年10月にはトヨタ自動車会長の豊田章男氏を講師に迎えたという特別授業のプログラムのもと、TYPICAの代表取締役CEOの後藤が「食料システム」をテーマとした1月29日の環境教育授業の講師として招待されました。

講義では、後藤が自身の世界観とTYPICAの事業についてお話ししました。

質疑応答では、生徒から「ダイレクトトレードをもっと広げていくために、AI活用やSNS発信以外に考えていることは?」、「登録バイヤーの年間調達額試算でアラビカ種全体の10%程度という現在の数字を、経営者視点でどう捉えているか?」といった質問が挙がりました。

回答に添えて、後藤はテクノロジーと並んで「コミュニティの力」の重要性を強調。次世代を担う生徒たちに対し、コーヒー生産地で撮影した星空の写真を見せながら、こう語りかけて講義を締めくくりました。

「自分がいる環境によって、自分の見方によって見えないだけで、星はいつも光り輝いている。同じように、きっと全ての人間が素晴らしく、美しく、光り輝いている。その光を見ることができる人を一人でも増やしたい。」

今回のFC今治高校での貴重な学びあいの機会を通して、TYPICAのビジョンに共感するコミュニティがまた一回り大きく育まれたことでしょう。